
私はテレビが嫌いなわけではありません。
むしろ、若い頃はよく見ていました。
バラエティ番組が大好きでしたし、
ニュースも毎朝テレビでチェックする生活でした。
今でも、実家に帰れば自然とついているテレビを一緒に眺めます。
だから「テレビを見ない人」になろうと決めたわけではありません。
気がつけば、つけなくなっていた、という感じです。
東日本大震災の直後、最新の情報を求めて
テレビをつけっぱなしにしていました。
番組の途中で急に流れる、「緊急地震速報」のアラーム音。
この音を聞くたびに、娘は怯えるようになりました。
それを見ているうちに、
テレビをつける時間は自然と減っていきました。
テレビを消すと、部屋が静かになりました。
その静けさに心地よさを感じる自分がいました。
テレビがあると、
知らなくてもいいニュースや情報、
耳に残るコマーシャルが、
勝手に目や耳に入ってきます。
それが悪いとは思いません。
ただ、私たちには少しだけ、情報が多すぎたのかもしれません。
テレビを消した夕方。
バタバタの中にも、
今日の出来事を話す時間が生まれました。
何も流れていない空間で、
自分の頭で考える時間も、少しだけ。
昔の自分からしたら、
テレビを見ない生活なんて、
全く考えられませんでした。
どちらが正しい、という話ではなくて、
今の私にはこういう生活スタイルが合っていた、
というだけ。
今後また、
生活が変われば、
テレビをつける日がくるかもしれません。
今はただ、
静かなリビングが、心地よいのです。


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